〜地震の避難訓練〜

地震の避難訓練

こんにちは!

今日は地震の避難訓練を行いました。

今回は、9時30分ごろ(子どもたちがトイレやサーキット活動をしている時間)に南海トラフ地震が発生を想定して行いました。

前回同様に、スマートフォンから緊急地震速報が流れると「わー!」「きゃー!」と元気な子どもたちが、聞こえてすぐに「しーん・・・」となりました。

聞き慣れない音に大人だけではなく、子どもたちも気持ち悪さを感じるのかなと思いました。

今回の訓練で地震が発生した際に、テラスに出てトイレに向かう子、保育室でサーキットの準備を先生とする子などいました。

「地震が来るよー!隠れて!」の声掛けで、先生と一緒に机の下に隠れる子、マットの下に先生と隠れる子、みんな素早く避難できました。

毎回の訓練も同様ですが、年度初めの訓練以外、先生たちには臨機応変に動いてもらえるように特に役割を固定していません。(火災・地震・不審者などそれぞれの対応は年度初めの訓練時に打ち合わせをして周知しています。)(毎回の訓練時には、今回の想定内容などを作成した書類を配布して打ち合わせをしています。)

自然災害はいつ起きるのかわかるものではないので、いつ起きてもいいように色々な時間で訓練するとともに、一人ひとりの職員が考えて動けるようにしています。

今回も先生たちの様子を見ていると、子どもたちを机やマットの下に隠れさせるとともに、窓やドアも忘れずに開ける姿があり、地震の際の対応を職員一人ひとりが把握していることの大切さを実感しました。

前回の訓練での反省点『防災頭巾は大きな袋に全員分まとめて入れ園庭に出てから被る』(室内でかぶっていると二次災害に遭うかもしれないので、素早く安全なところまで避難し、さらに安全な形にする)をいかして訓練を行いました。この意見を出してくれたのは、一年目の先生です。子どもたち、職員のことを考えた意見で同日に対策をしました。このように、色々な意見を取り入れ今後もさらに安全対策を行なっていきたいと思います。

避難完了後、子どもたちに「今日は」まで言いかけると、「じしん!!」と子どもたちが先に教えてくれました。「そうだね、今日は地震の避難訓練をしたね!」と子どもたちが毎回の訓練を通すたびに理解が深まっていることに、毎度驚かされます。ここから振り返ってみると、机の下に隠れる速さ、園庭に出る速さ、防災頭巾を嫌がらずに被れる子が増えたなど、先生だけではなく、子どもたちもいろいろと学んでいるだと思いました。だからこそ、これからも色々な想定をしつつ訓練を行い、毎回、反省点を共有し今後に活かしていきたいと思います。

 

 

木下